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密謀(上巻)改版

密謀(下巻)改版


関が原の戦い前後の直江兼継を主人公とした物語。

徳川と敵対した上杉家ではあるものの上杉家当主としての立場があった景勝。
秀吉の参謀として天下の政に携わった石田三成と親交のあった兼継。

何故関が原の戦いで三成側に加勢するため上杉の軍勢は南下しなかったのか。

史実に加え藤沢周平の創造力が生んだストーリーに相当楽しませてもらいました。

経営の教科書 新将命・著

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経営の教科書

経営の教科書

価格:1,680円(税込、送料別)



第1章 厳しい環境だからこそ、語れる夢があるか
第2章 その夢は、社会にとって役立つものか
第3章 夢を語れるだけでなく、目標にして示せているか
第4章 目標を実行に移せているか
第5章 目標に向ってともに進める社員がいるか
第6章 心の通うコミュニケーションはとれているか
第7章 バトンを受け継ぐ者を育てているか

色々と大変参考になる内容でした。
分かり易い言葉で書かれていますし私なぞダンス以外はほとんど何も知らないので勉強になります。
著者は経営の原理・原則について語っていますが共感させられました。

お勧めです。
刺客

用心棒日月抄シリーズの第3作目。1作・2作と読めば3作目も読まずにはいられないシリーズ。

藩内の権力抗争のため前回脇役で登場した佐知が属している嗅足組を潰すため5人の刺客が江戸に放たれた。

又八郎は三度脱藩の形で江戸に向かいます。

渦巻く陰謀、息詰まる刺客との対決、佐知と又八郎の関係、そして脇を固めるお馴染みの面々。いや~1・2作に負けず劣らないエンターテイメントです。
孤剣~用心棒日月抄

前作で藩主毒殺の陰謀に巻き込まれる形で脱藩し江戸で用心棒家業で糊口を凌いでた又八郎が今度は密命を帯び再び脱藩して江戸で用心棒家業をしながら活躍するシリーズ2作目。

おなじみの登場人物に腕利きの浪人・米坂が加わり、市井の人々の暮らし、献身的な働きの『嗅ぎ足』佐知との恋愛模様、宿敵・大富数馬との死闘、 公儀隠密、大老派との三つ巴の戦いと今作も盛りだくさんの内容で楽しませてくれます。

前作が楽しめた方はこちらも是非。このシリーズはあと2作ある模様。そちらも楽しみ。
子どもの品格

『****の品格』なんて、何匹目かの柳の下のドジョウを狙ったネーミングで何となくだなぁ・・・なんて思っていたのですが、

読んでみるとあぁ自分の親もこうして教えてくれたなぁ・・とか、幼稚園でこんな事もやったなぁと思い出させてくれる事が多く、

いろいろな事が親から子へと受け継がれていくんだなぁと感じます。

時代が変わって世の中も変わっていくのでしょうけれど普通の事が普通に受け継がれて行くことをやっぱり願います。

この本は私の生徒さんが読み終わったのを譲ってくれました。ありがとうございました。
用心棒日月抄

主人公・青江又八郎が活躍する用心棒日月抄(じつげつしょう)シリーズ第1作目。

時は元禄、藩主毒殺の陰謀に巻き込まれる形で又八郎は脱藩し江戸に逃れ、口封じの為国元から送り込まれる刺客に命を狙われながら用心棒家業で糊口をしのいでいます。

物語は期を一にして発生した『松の廊下事件』から赤穂浪士討ち入りまでが絶妙に絡み合い、市井の人々から見た『忠臣蔵』が展開します。

個性的な登場人物が出てきますがこの本を読んでいる間に口入屋(仕事斡旋)の吉蔵の顔にどうも坂上次郎の顔が浮かんでくると思ったら、むかしNHKで『腕に覚えあり』と言う時代ドラマがやっていたのですね。見るとはなしに見ていたのですが、うっすらと覚えています。又八郎は村上弘明でした。

藩主毒殺の陰謀と他方での赤穂浪士の動き、それを阻止しようとする者の暗躍。その他にも一つ一つのエピソードを解決していく筋立てとサービス精神盛りだくさんのエンターテイメントです。再読に耐える作品だと思います。




表題作をはじめ、さる北方の藩内で繰り広げられる陰謀に巻き込まれていく剣士を描いた短編集。普段は平凡などちらかと言うと裕福でなく質素な生活を送る下級武士がやむをえない展開で領内を二分する抗争などに巻き込まれて行き、秘められていた剣客振りで見事に難局・難敵に立ち向かう。

優れた剣客でもある人間臭い下級武士たちが繰り広げる息詰まる死闘と情愛とユーモアにあふれたシーンが絶妙にかみ合い、とても面白いエンターテイメントになっています。

映画も観ましたがどちらもそれぞれのよさがあり楽しめました。おすすめ。
造物主〈ライフメーカー〉の選択

前作『造物主〈ライフメーカー〉の掟』の続編。超新星の爆発で死に絶えたタイタンの探索船の造物主である異星人『アステリアン(ボリジャン)』が見事なからくりで蘇る。

いんちき霊媒師ザンペンドルフとその一党が周りの人間を仲間に引き入れながらタイタンの機械人『タロイド』と人類のために活躍します。

話自体面白かったと思いますがボリジャンが造った人工知性『ジニアス』を仲間に引き入れる所やボリジャン全滅のいきさつなど都合が良いカンジは否めません。

私のようなジェームズ・P.ホーガン好きの方にはそこそこ楽しむ事ができる作品。

蝉しぐれ 藤沢周平・著

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蝉しぐれ

なんたる読後感。爽やかさ、烈しさ、切なさ、やるせなさ。

一人の海坂藩士・主人公牧文四郎とその人生の歩みを見守り続けた一人の女性の物語。

友情、陰謀、汚名、秘剣、淡く決してかなうことのない恋。
心躍る素晴らしい作品でした。この本を読んだのはもう一月くらい前ですがこの本の内容を思い出すだけで心が熱くなるような気がします。

父の切腹に際し、面会したがほとんど言いたい事がいえなかった文四郎が
『文四郎の胸に、不意に父に言いたかった言葉が溢れてきた。
ここまで育ててくれてありがとうと言うべきだったのだ。・・・(中略)・・・あなたを尊敬していた、とどうして素直に言えなかったのだろう。そして父に言われるまでもなく、母のことは心配いらないと自分から言うべきだったのだ。父はおれを、十六にしては未熟だと思わなかっただろうか。』
と、思った場面から
『「もっと他に言うことがあったんだ」
文四郎は涙が頬を伝い流れるのを感じたが、声は顫えていないと思った。
「だが、おやじに会っている間は思いつかなかったな」
「そういうものだ。人間は後悔するように出来ておる」
「おやじを尊敬していると言えばよかったんだ」
「そうか」』
という文四郎と親友・逸平との会話にかけてが父を尊敬している心とこれから予想される苦労に対していく十六歳の文四郎の決意が感じられて本当に好きです。

他にも好きなパートは色々ありますが本を一冊写さなければならなくなりそうです。
造物主(ライフメーカー)の掟

異星人が開発したその宇宙船は惑星を調査し、資源や希少価値のある鉱石が豊富な惑星を発見すると採掘工場を建設し母星へと採掘した資源や半製品を輸送するようにプログラムされたロボット資源探索船です。

ところがこの探索船は通りかかった超新星から発せられたフレアの為コンピュータープログラムに多量のバグが発生してしまいます。

プログラムに不具合が生じてしまったのですがとりあえず任務を遂行しようとした探索船は土星の惑星タイタンに工場建設を開始し、作業用ロボットを製造しますが数々のプログラムの不具合のため各ロボットは予想外の進化を遂げます。

タイタンに異星人の文明を発見した人類は調査の為有人宇宙船を派遣し、接触を試みるが・・・・・・。

プロローグで描かれた土星最大の衛星タイタンの上で繰り広げられたロボット機械が進化し意思を得、心を獲得する何万年にもわたる過程はこの本の魅力の半分を担っています。この辺の進化していく過程での理屈がハードSF作家としての著者の腕の見せ所です。

その後の話はロボット人『タロイド』と人類『ルミアン』の友情、タロイドが形成する国家同士の争い、資源を独占しようとする政治的思惑、立場を異にする人間同士の駆け引きなどが展開されます。

話の先が気になり一気に読めますし、エンターテイメントとしては大変楽しめました。

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