用心棒日月抄 藤沢周平・著

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用心棒日月抄

主人公・青江又八郎が活躍する用心棒日月抄(じつげつしょう)シリーズ第1作目。

時は元禄、藩主毒殺の陰謀に巻き込まれる形で又八郎は脱藩し江戸に逃れ、口封じの為国元から送り込まれる刺客に命を狙われながら用心棒家業で糊口をしのいでいます。

物語は期を一にして発生した『松の廊下事件』から赤穂浪士討ち入りまでが絶妙に絡み合い、市井の人々から見た『忠臣蔵』が展開します。

個性的な登場人物が出てきますがこの本を読んでいる間に口入屋(仕事斡旋)の吉蔵の顔にどうも坂上次郎の顔が浮かんでくると思ったら、むかしNHKで『腕に覚えあり』と言う時代ドラマがやっていたのですね。見るとはなしに見ていたのですが、うっすらと覚えています。又八郎は村上弘明でした。

藩主毒殺の陰謀と他方での赤穂浪士の動き、それを阻止しようとする者の暗躍。その他にも一つ一つのエピソードを解決していく筋立てとサービス精神盛りだくさんのエンターテイメントです。再読に耐える作品だと思います。


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このページは、檜山 浩治が2008年6月29日 12:17に書いたブログ記事です。

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